口元のしわ・マリオネットライン・二重あご、オンダ(ONDA)リフティングでどこまで変わりますか?
キム・セリム院長 ·
オンダ(ONDA)リフティングは2.45GHzのマイクロ波で皮下脂肪層と真皮に熱を届け、あご下や口角横にたまった脂肪のボリュームを減らし、皮膚を引き締める施術です。そのため脂肪が原因の二重あごや、頬の脂肪が下がってできたマリオネットラインには変化が期待できます。一方、すでに深く刻まれたしわや短いあごの骨格など、脂肪が原因でない場合はオンダだけでは変化が小さいため、ほかの方法も併せて検討します。
ひと目でわかるポイント
- 作用する層
- 皮下脂肪層(深いハンドピース)+真皮(浅いハンドピース)
- 向いているフェイスライン
- あご下の脂肪型二重あご、口角横の頬の脂肪で重くなったフェイスライン
- 向きにくいフェイスライン
- 骨格的に短いあご、脂肪が少ない顔の深く刻まれたしわ
- 回数・間隔
- 1回から始めて反応を見て、必要なら4週前後の間隔で追加(個人差あり)
- 変化の時期
- 脂肪のボリュームの変化は1~3か月かけて徐々に
- 回復
- ほとんどの方はすぐに日常生活が可能、あご下の重だるさが数日続くことも
- 料金
- オンダ 60kJ 534,000ウォン(2026年10月メニュー基準)
口元のしわ・マリオネットライン・二重あごはなぜ一緒に現れるのですか?
口元のしわ、マリオネットライン、二重あごは別々にできるように見えても、原因が重なっています。年齢とともに頬とフェイスラインの脂肪のかたまりが下へ移動し、それを支えていた支持靭帯と皮膚の弾力も一緒に弱まります。すると口角の横に頬の脂肪がたまり、口角からあごへ続くマリオネットラインが深くなり、フェイスラインは途切れてでこぼこに見えます。
あご下でも同じようなことが起こります。皮下脂肪がたまったり皮膚がたるんだりすると、うつむかなくてもあごと首の境目がぼやけます。口角を下に引く筋肉をよく使う表情の癖、体重の変化、紫外線ダメージもフェイスラインの変化を早めます。
大切なのは、同じ「たるんだフェイスライン」でも主な原因が人によって違うということです。脂肪が多いのか、皮膚がたるんだのか、ボリュームが失われてくぼんだのか、骨格が小さいのかによって、合う施術が変わります。
オンダリフティングはフェイスラインのどの部分を扱いますか?
オンダリフティングが主に扱うのは、余分な脂肪のボリュームと皮膚のゆるみです。オンダのマイクロ波は脂肪層によく吸収されるため、深いハンドピースであご下、フェイスラインの下、口角横の脂肪層に熱を集めることができます。浅いハンドピースは真皮に熱を与え、コラーゲンの再生と皮膚の引き締めを助けます。
フェイスラインでは、この2つのハンドピースを部位ごとに使い分けます。脂肪が厚いあご下とフェイスラインの下には深いハンドピースで十分にエネルギーを与え、皮膚が薄い口元の近くは浅いハンドピースを中心に慎重に扱います。施術前には必要に応じて超音波で区域ごとの脂肪の厚さを確認し、エネルギーを配分します。
オンダリフティングが直接引き上げるのは、たるんだ筋膜層ではありません。フェイスラインを重くしていたボリュームが減り、皮膚が引き締まることで、フェイスラインが整って見えるという仕組みです。
二重あごはタイプによってオンダの効果が違いますか?
二重あごはタイプによってオンダリフティングの効果が大きく異なります。あご下を指でつまんだときに柔らかい脂肪が厚くつかめる脂肪型の二重あごが、オンダが最も合うケースです。
皮膚が薄くたるんでしわのように折り重なるたるみ型の二重あごは、脂肪を減らすだけでは足りないことがあります。この場合は、皮膚と筋膜の弾力を担うザーフ(Xerf)やウルセラを一緒に計画します。
あご先が後ろに引っ込んでいたり、あごの骨格が短かったりしてできた二重あごは、脂肪と皮膚を扱っても変化が限られます。このような場合は、施術前に期待できる範囲を率直にご説明し、あご先のボリュームを補うフィラーについてもご相談することがあります。
- 脂肪型:つまむと柔らかく厚い → オンダ中心
- たるみ型:皮膚が薄くたるんで折り重なる → オンダ+ザーフ・ウルセラ
- 骨格型:あご先が短い、または後退している → オンダの効果は限定的、あご先フィラーなどを検討
マリオネットラインや口元のしわもオンダで薄くなりますか?
マリオネットラインは、原因が口角横にたまった頬の脂肪であれば、オンダリフティングで薄くなることが期待できます。しわの上にのっていたボリュームが減ることで口角横が軽くなり、しわの境目も目立ちにくくなります。
反対に、脂肪は少ないのにボリュームが失われて溝のようにくぼんだマリオネットラインは、オンダで脂肪をさらに減らすと、かえって口元がこけて見えることがあります。この場合は、くぼみを埋めるフィラーが先です。SERENEクリニックでは、表情や噛む力が常にかかるこの部位に、凝集力が高くデザインした形を保ちやすいニュービア(Neuvia)フィラーを主に使います。
唇まわりの細い縦じわのような皮膚表面の小じわは、オンダリフティングの主な対象ではありません。皮膚の厚みを徐々に高めるゴウリ小じわ消しゴム注射のような注射施術のほうが合うことが多いです。
オンダリフティングが合わないのはどんな方ですか?
頬や口元がすでにこけていて脂肪が少ない顔には、オンダリフティングが合わないことがあります。脂肪を減らす施術なので、ボリュームがさらに失われて見えることがあるためです。同じ顔の中でも、あご下には十分に、口角横と頬の前側には控えめにエネルギーを分けるのはこのためです。
心臓ペースメーカーなど体内に電子機器がある場合、妊娠中の場合、施術部位に金属のインプラントがある場合は、施術の可否を個別に判断する必要があります。顔にフィラーや糸が入っている場合は、時期と位置を事前にお知らせください。
施術後は赤みや熱感が一時的に出ることがあり、あご下が数日重だるかったりむくんだりする方もいます。まれに水ぶくれややけど、一時的な感覚の低下が起こることがあるため、いつもと違う反応があればすぐにご連絡ください。
何回受ければよく、どのくらい持続しますか?
オンダリフティングは1回から始め、1~3か月の変化を見てから追加するかどうかを決めるのが一般的です。脂肪の厚い二重あごは4週前後の間隔で2~3回に分けて受けることもありますが、最初から回数を決めておくより、反応を見て決めます。
脂肪のボリュームの変化は、施術直後よりも数週から数か月かけて徐々に現れます。減ったボリュームは比較的長く続く傾向がありますが、体重が増えたり老化が進んだりすると、フェイスラインは再び重くなることがあります。持続期間は体重の変化、皮膚の厚さ、生活習慣によって個人差が大きいです。
ほかのリフティングとはどう使い分けますか?
フェイスラインがたるんだ顔は原因が一つだけということはまれなので、機器ごとに役割を分けて計画します。たるんだ組織の位置はザーフ・ウルセラ、余分なボリュームはオンダ、皮膚そのものの弾力と肌のきめはオーパスが担うという形です。
たとえば、あご下の脂肪とフェイスラインのたるみが一緒にある場合は、オンダリフティングとザーフまたはウルセラを同じ日に行うこともあります。オンダリフティングの原理と施術後のケアは、下の関連コラムで詳しく扱っています。
料金(2026年10月メニュー基準)
| オンダ 10kJ | 89,000ウォン |
|---|---|
| オンダ 60kJ | 534,000ウォン |
| オンダ 80kJ | 712,000ウォン |
| オンダ 100kJ | 890,000ウォン |
| オンダ 120kJ | 1,068,000ウォン |
| オンダ 60kJ+ザーフ 300ショット | 1,590,000ウォン |
| オンダ 60kJ+ウルセラ 300ショット | 1,590,000ウォン |
フェイスラインだけを扱うか顔全体を扱うか、脂肪の厚さによって必要なエネルギー量が異なるため、診察後に決めます。
よくあるご質問
あご下の脂肪だけ減らしたいのですが、顔全体を受ける必要がありますか?
必ずしもそうではありません。あご下やフェイスラインの下など、必要な部位にだけエネルギーを集めて施術できます。ただし、あご下だけを整えると頬との境目が不自然に見える顔もあるため、診察で範囲を一緒に決めます。
痩せれば二重あごも一緒になくなるのではありませんか?
体重を減らすと、あご下の脂肪も一緒に減ることが多いです。ただし、あご下はほかの部位より脂肪が落ちにくい方もいて、皮膚がたるんだたるみ型や骨格型の二重あごは体重に関係なく残ることがあります。
オンダで脂肪を減らすと、あとで顔がこけて見えませんか?
脂肪が少ない部位にまでエネルギーを多く与えると、そうなることがあります。そのため、あご下とフェイスラインの下には十分に、口角横と頬の前側には控えめに分けて施術し、すでにボリュームが失われた顔にはオンダをお勧めしません。
フィラーを打った部位にもオンダを受けられますか?
施術の時期と部位によって異なります。フィラーを打ってから日が浅い場合は間隔を空けるのがよく、どの部位にどの製品を打ったかをお知らせいただければ、エネルギーと範囲を決める際の参考にします。
この記事は一般的な医学情報です。施術の結果や持続期間には個人差があります。どの施術にも赤み・腫れ・痛みなどの副作用が起こる可能性があるため、診察を受けたうえでご判断ください。

