SERENEクリニック

糸リフト後のむくみやつっぱり感はいつ落ち着き、どんな症状ならクリニックに連絡すべきですか?

キム・セリム院長 ·

糸リフト後のむくみと内出血は、たいてい数日から1週間ほどで落ち着き、口を開けたり表情を作ったりするときのつっぱり感は1〜2週間かけて和らぎます。一方で、数日たっても痛みがどんどん強くなる場合、片側だけ赤く熱を持つ場合、糸の端が皮膚から透けたり飛び出したりする場合は、稀ですが診察が必要なサインですので、すぐにご連絡ください。

ひと目でわかるポイント

仕組み
溶ける医療用の糸を皮膚の下に入れてたるんだ組織を支え、糸が吸収される間に周囲のコラーゲン生成を促す
よくある反応
むくみ・内出血は数日〜1週間、つっぱり感や噛むときの違和感は1〜2週間、針穴のくぼみはたいてい数日で回復
稀な副作用
感染、糸の端の露出・透け、長引くくぼみ、左右差、一時的な感覚の鈍さ
延期したほうがよい場合
妊娠中・授乳中、施術部位の炎症、出血傾向や抗凝固薬の服用(診察後に判断)
ケア期間
2週間はマッサージ・サウナ・激しい運動・口を長く開ける歯科治療を避ける
持続
糸の種類と肌の状態により約6か月〜1年(個人差あり)
価格
ジャムバー糸・ミント 4本 369,000ウォン(2026年10月メニュー基準)

糸リフトはどのような仕組みでフェイスラインを引き上げるのですか?

糸リフトは、体内でゆっくり溶ける医療用の糸を皮膚の下の脂肪層に入れ、下がってきた組織を上から支える施術です。表面に小さな突起があるコグ糸は組織に引っかかって位置を移動させます。突起のない滑らかなモノ糸は引き上げる力は弱いものの、皮膚の中に網のように広がってハリを助けます。

糸はPDO(ポリジオキサノン)のように数か月かけて吸収される素材で作られています。吸収される間、糸の周りに軽い炎症反応が起こり、その結果コラーゲンが作られてハリの維持に役立ちます。そのため糸リフトには、入れた瞬間に生じる変化と、数週間かけて生じる変化の両方があります。

ボトックスは筋肉の力を弱め、フィラーはくぼんだ部分にボリュームを足し、高周波・超音波の機器は熱で組織を収縮させます。糸リフトは、たるんだ組織の位置そのものを移動させる点が異なります。そのぶん体の中に異物が入る施術なので、機器によるリフティングより回復や注意事項に少し気を配る必要があります。

施術後によく起こる反応は何で、どのくらい続きますか?

糸リフト直後は、むくみと内出血、針が入った部分のひりひり感が最もよく見られます。むくみは通常2日目ごろに最も目立ち、1週間前後で引いていきます。内出血はできた位置と大きさによって、1〜2週間かけて黄色っぽく薄くなります。

口を大きく開けたり笑ったり、食べ物を噛んだりするときに、頬やあごがつっぱる、重だるいといった感覚もよくあります。糸の突起が組織になじむ過程で起こる感覚で、たいてい1〜2週間で和らぎます。

糸が入った方向に沿って皮膚が少しくぼんで見えたり、施術初期に左右が少し違って見えたりすることもあります。むくみが均一に引かないことが原因の場合が多く、数日様子を見るとほとんどが自然になります。1〜2週間たっても変わらなければ、診察で確認し、必要に応じて修正します。

稀でもすぐに連絡すべき症状は何ですか?

糸リフトによる感染は多くありませんが、起きた場合は抗生物質による治療や糸の除去が必要になることがあるため、早めに確認するのが望ましいです。糸の露出は、糸の端が浅い層に位置した場合や表情の動きが多い部位で起こりやすく、見えている部分を処理すればほとんどが解決します。

感覚が鈍い、表情がぎこちないといった症状は、ほとんどがむくみや一時的な神経への刺激によるもので、時間とともに回復します。それでもご自身で判断せず、経過を診察で確認するほうが安全です。

  • 数日たっても痛みが和らがず、どんどん強くなる場合
  • 片側だけ赤く腫れて熱を持つ場合、針穴から浸出液や膿が出る場合
  • 糸の端が皮膚から透けたり飛び出したりする場合、触ると鋭く引っかかる場合
  • くぼみや左右差が2週間以上変わらず残る場合
  • 口角の動きがぎこちない、感覚が鈍い状態が長く続く場合

糸リフトを延期したり避けたりすべき人はいますか?

妊娠中や授乳中の場合、糸リフトは出産と授乳が終わった後に延期するのが一般的です。施術部位にニキビの炎症、ヘルペス、皮膚炎があるときも、感染のリスクを下げるため、落ち着いてから行います。

血小板が少ない方や出血が止まりにくい疾患のある方、抗凝固薬や抗血小板薬を服用している方は、内出血や出血が大きくなることがあります。心臓や血管の病気で処方された薬を自己判断でやめるのは危険ですので、薬の名前をお知らせいただければ、施術が可能かどうかと時期を診察で一緒に決めます。処方薬ではないオメガ3、イチョウ葉エキス、高用量ビタミンEなどのサプリメントは、施術の1週間前から休むことをおすすめします。

自己免疫疾患がある方、ケロイド体質の方、過去に入れた糸やフィラーで炎症を経験したことがある方は、事前にお知らせください。皮膚がとても薄く、たるみが強い場合は糸が支える力に限界があり、糸リフトより別の方法が合うことがあります。

施術後2週間はどのようにケアすればよいですか?

この期間のケアの目的は、なじんでいる途中の糸がずれたり突起が外れたりしないようにし、感染のリスクを下げることです。メイクは針穴がふさがった翌日から軽くできます。

2週間を過ぎれば、ほとんどの日常活動は普段どおりに行えます。糸リフトの後も肌は年を重ねていくため、紫外線対策と急激な体重変化を避けることが、結果を長く保つのに役立ちます。

  • 当日は針穴に水がかからないようにし、翌日からはこすらずにやさしく洗顔します。
  • 最初の2〜3日は、保冷剤をタオルで包んで短時間当てるとむくみに効果的です。
  • 2週間は、フェイシャルマッサージ、経絡マッサージ、かっさなど顔を押したりこすったりするケアはお休みします。
  • 1〜2週間は、サウナ、チムジルバン、熱いお風呂、汗を多くかく運動、飲酒を避けます。
  • うつ伏せや片側の顔を枕に押し付けて寝る姿勢より、仰向けで寝るほうが望ましいです。
  • 歯科治療など口を長く大きく開ける予定は、できれば2週間後に入れます。

糸の種類によって回復や持続期間は違いますか?

違います。突起のないモノ糸は細く本数が多いものの、組織を引っかける力が弱いため、つっぱり感やむくみは比較的少ない傾向があります。ジャムバー糸やミントのようなコグ糸は組織をつかんで引き上げるぶん、初期のつっぱり感がより強く感じられることがあります。

持続期間は、糸の素材と太さ、突起の構造、皮膚の厚さやたるみの程度によっておよそ6か月から1年ほどで、個人差が大きいです。糸がすべて溶けた後も、その間にできたコラーゲンが一部残りますが、たるみが再び見えてきたら、糸リフトを繰り返すか、高周波・超音波リフティングにつなげるかを診察で決めます。

同じ日にボトックスやフィラーを一緒に受ける場合もあります。ただし、むくみが重なると結果を判断しにくくなるため、施術部位と量によって順番を分けることもあります。

価格(2026年10月メニュー基準)

モノ糸 10本99,000ウォン
ジャムバー糸・ミント・ウルトラV・オリージュ 1本99,000ウォン
ジャムバー糸・ミント・ウルトラV・オリージュ 4本369,000ウォン
ジャムバー糸・ミント・ウルトラV・オリージュ 12本990,000ウォン
スーパーオリージュ 1本 / 3本190,000ウォン / 480,000ウォン
エルスコ 2本+ハイコ 4本550,000ウォン
エルスコ 2本+ハイコ 4本+フィラー660,000ウォン

糸の種類と本数は、顔の状態とたるみの程度を見て診察後に決めます。

よくあるご質問

問題が起きたら、入れた糸を抜くことはできますか?

糸の端が飛び出した場合や感染が起きた場合は、その糸を除去できます。施術から長い時間がたち、組織にしっかりなじんだ糸は抜きにくいことがあるため、違和感があれば早めに確認するのが望ましいです。

糸リフトの後にMRIやCTを撮っても大丈夫ですか?

溶ける医療用の糸は金属ではないため、MRIやCT検査に影響しないとされています。検査の前に顔に糸を入れていることを伝えておくと、画像の読影に役立ちます。

施術の翌日に仕事や約束があっても大丈夫でしょうか?

ほとんどの方はすぐに日常生活に戻れます。ただし、むくみや内出血は2日目ごろに最も目立つことがあるため、写真撮影や大切な予定がある場合は、1〜2週間の余裕をもって施術日を決めるのが望ましいです。

つっぱり感が2週間たっても残っているのはおかしいですか?

コグ糸を何本も入れた方や表情の動きが多い方は、つっぱり感が少し長く続くことがあります。痛みが強まったり赤みが出たりしていなければ様子を見ることが多いですが、不快感が続く場合は診察で確認します。

この記事は一般的な医学情報です。施術の結果や持続期間には個人差があります。どの施術にも赤み・腫れ・痛みなどの副作用が起こる可能性があるため、診察を受けたうえでご判断ください。

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